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それって私の感想ですよね

オープンソースプラットフォームの携帯端末による、訪問医療補助システムの開発

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Smart Brain × Android

Abstruct

本項では、Smart Brain RZ-H220上にAndroidを乗せ、更にAndroid上で訪問医療補助システムの開発を行う研究の、前提条件の紹介と、簡単な用途の説明を行う。

Smart Brain RZ-H220

ハンディターミナルとスマートフォンが融合した
「1台2役」の業務用携帯端末。

Smart Brain RZ-H220は、WILLCOM社とSHARP社が協同で開発した、法人向けの業務用スマートフォンである。
OSはWindows Mobile 6.1 Classicを搭載。全体としては、WS011SHAdvanced/W-ZERO3[es])をベースに作られている。
ベース機のAdvanced/W-ZERO3[es]と比較して、QWERTYキーボード及びスライド機構の廃止、バーコードリーダーの搭載、Bluetoothの内蔵などが挙げられる。

Android

Android - Open Handset Alliance プロジェクト

もはや説明不要の携帯端末向けオープンソースプラットフォーム。
Google社の下に開発されただけあって、Webを介した情報伝達には目を見張るものがある(気がする。

2つを合わせることの利点

訪問医療での使用を想定したシステムということで、訪問先での患者の個人照合や、薬物の管理などに利用したい。
ここで、RZ-H220のバーコードリーダーが有効に働く。
読み取った情報は、Androidを介してWebサーバにて各種情報と照合、患者の情報や、薬物の適切な分量などを返す仕組み。